2014.03.17更新

大和市の遠藤歯科医院、遠藤元気です。
今回は最近お問い合わせが多くなってきているインターナルブリーチについてお話します。

インターナルブリーチは昔から使われている歯の漂白のやり方の一つで、
神経を取ってしまった歯に用いるホワイトニング方法です。

まず神経を取った歯は、神経と一緒に歯の内部へとつながっている血管もとってしまします。
そうすると神経を取った歯は変色を起こします。
そして周囲が神経のある歯であればその歯は周囲の歯と比べて少し黄ばみのかかった色をしてきます。
特にかぶせものをしておらず虫歯が少なくて神経をとった歯および失活歯(神経が死んでしまった歯)はそれが顕著になります。
このような歯に対して過酸化水素と過ホウ酸ナトリウムという薬剤を歯の中に置き、蓋をして一週間待つという処置を4~5回繰り返すことで歯を漂白します。
(根の先にトラブルがある場合は先に根の治療を行ったのちに行います。)

次に適応症はどういうものなのかというお話をします。
①神経をなくした歯で歯の概形がほとんど壊れていないもの
②神経をなくした歯で根の色が著しく変色しているもので今後その歯に対してかぶせもの(オールセラミック、ラミネートべニアなどの下の歯の色を拾ってしまう透明度の強いもの)を行っていくもの。
以上の2種類に対しておこなうことがほとんどです。

注)神経があるものに対してはインターナルブリーチではなく通常のオフィスホワイトニングかホームホワイトニングを行います。

このインターナルブリーチはホームページの症例集の中にもありますのでご確認ください。
また不明な点やご質問がある方がいらっしゃいましたらホームページよりメールでお問い合わせください。


インターナルブリーチの症例はこちら

投稿者: 遠藤歯科医院

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