2019.07.10更新

こんにちは!

今回は白い詰め物、コンポレットレジンについてお話しします。

レジンとはプラスチック素材で出来た歯の修復物材料です。
柔らかい状態(ペースト)のレジンを虫歯で削った部分や欠けた部分に入れ、光を当て固めて修復する治療になります。
コンポレットレジン(CR)は比較的小さなむし歯や欠けを埋めるために用いられます。
その素材はプラスチックのためそこまでの耐久性はありません。噛み合わせていくうちに割れたり、擦り減ったりすることもあります。そしてプラスチックは水分を吸収するので、年数が経つと黄ばみなどの変色もしていきます。
再度コンポジットレジンで直すこともできます。
歯医者さんで治療が完了したあとはもう大丈夫だと思って何年も歯医者さんに行かない方は使ってくうちに欠けてたり割れてたりする恐れがあるので(少しの欠けや割れで隙間から細菌が入り虫歯になることがあります)、定期的な検診で見ていくことが大事です。
またレジンは強度に問題があるため大きいむし歯の修復や噛み合わせ、歯ぎしりが強い人には難しいことがあります。

 

CR充填のメリットとして
1、健康な歯を残しやすい(元からある歯をあまり削らずに改善ができる)
2、型取りをせず、1日で治療が完了する
3、金属を使っていないので金属アレルギーの心配がない。歯と近い色なので見た目が良い。
4、メンテナンスや再度治療することがが比較的簡単
5、保険適応である(レジンの種類によっては自由診療)
6、歯と一体化するので噛み合わせ時の圧が分散する。(金属の詰め物との比較)

 


デメリット
1、長年経過すると変色しやすい
2、柔らかいので削れたり欠けたりしやすい
3、大きく虫歯になったところは修復出来ない。
4、噛み合わせが強い方は難しい。

 

また、自由診療のCR充填では陶材が入っているので、保険診療のものより強度、耐久性が増し色調も合わせることができ、より審美性が良くなります。

 

小さい金属の詰め物が入っている方や、小さい虫歯のある方は、ご検討なさってみてはいかがでしょうか。

 

 

遠藤歯科医院
046-263-9363
http://www.endo-dentalclinic.com
内田

投稿者: 遠藤歯科医院

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