2019.07.09更新

こんにちわ!
梅雨も終盤に差し掛かり、これが終われば次はお盆休み、なんて考えてしまいますね。

長いお休みには、遠方の旅行や帰省をされる方もいらっしゃると思います。今回はそんな方に向けたお話をさせてください。

飛行機に乗ったときや、標高の高い土地に出かけた時に歯が痛くなった経験がある方はいらっしゃるのではないでしょうか?
これには理由があり、気圧の変化で急性症状が出てしまうことが原因だと言われています。
ではなぜ気圧の変化で歯が痛むのでしょうか。
気圧の変化でよく聞く話が、標高の高い山に登山したとき、お菓子の袋やペットボトルがパンパンになる、飛行機に乗って離陸する時に耳がキーンと痛くなるということがあります。
実は歯の中でもこれと同じようなことが起きているのです。歯の中にある神経は空洞の中に入っています。
この神経が入った空洞はふだん、外の気圧と等しくなっています。
しかし、飛行機の離陸や登山などで短時間の間に外の気圧が下がると、気圧の変化に対応しきれず、低下した外の気圧との差で内側から圧がかかり一時的に痛みがでることがあります。
このとき激しく歯が痛む場合は虫歯があることがほとんどです。
通常はひどい痛みがでていない虫歯でも、気圧の低下により激しく痛むことがあります。
特徴としては、健康な歯髄や適切に治療された歯にはおきにくいということ、慢性の炎症などがあると急性化することがあること、などが挙げられます。
 
登山や飛行機のほかにも、スキューバダイビングや台風などの気圧の変化でも痛みが出る可能性があります。

予防としては通常の虫歯、歯周病予防に心がけていただくことが大切です。
クリーニングで定期的に通われている方はもちろん、当院にいらしたことのない初めての方、しばらく歯科に通われてない方も、お休みに入る前に一度当院にいらしてみてはいかがでしょうか。

 

大和 遠藤歯科医院
http://www.endo-dentalclinic.com
046-263-9363

西岡

投稿者: 遠藤歯科医院

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