2018.12.26更新

 

 


こんにちわ。

クリスマスが終わり、今年も残りわずかですね。

世間は冬休みに突入し、世のお母さまがた、お疲れ様でございます…

この時期、当院も親子でいらっしゃる患者さんがぐっと増えたように思います。

なので今回はお子さんのむし歯予防について書こうかと思います。

大人との大きな違いはまず、歯自体がまだとても弱く、柔らかいということです。そして自分で行う日々の歯ブラシが技術的に難しいことで、むし歯菌の感染を容易にさせてしまいます。

大人だったら大したことない、むし歯まで至らないような菌の数でも、子どものお口の中に入るとあっという間に歯に影響を及ぼしてしまう、なんてことも。

 

そこでむし歯の発生を防ぐための4つのお話をします。

 

まずひとつ。

歯科医院で定期的に歯のクリーニングを受けることです。お口の中のむし歯菌の数を減らすためには歯科医院にくることで日常の歯ブラシでは取りきれない汚れを徹底的に除去し菌数を一気に下げることができるので、より良いお口の中の環境を維持することにつながります。

 

 

ふたつめは、お母さんと同じお箸やスプーンの共有をしないことです。これは唾液によって菌を共有してしまうからです。

小さいお子さんに噛んで与える、というのはむし歯菌に関してはタブーです。

昔は当たり前のように行われていたかもしれません。おじいちゃんおばあちゃんは当たり前のようにしてしまうかもしれません。

お父さま、お母さま、頑張って阻止してください…

そのためには正しい知識を持って、なぜダメなのかを説明できることが大切だと思います!

おじいちゃんおばあちゃんにも根気よく教えてあげてください。

 


そしてみっつめは、お砂糖が入った食べ物や飲み物を控えることです。むし歯がお口の中に入ったときに、お砂糖が既にあるとむし歯菌が住みつきやすくなってしまいます。

 

 

そしてこれからお母さん、お父さんになる人へ。

ご家族から赤ちゃんへのむし歯の感染時期が遅ければ遅いほど、その後のむし歯の予防が楽になります!!!

ちなみに、特に感染しやすいのは、生後1歳7ヶ月から2歳7ヶ月だそうです。多くのお子さんが離乳食の完了を済ませて大人と同じものを食べ始める時期でしょうか。

 

2歳までむし歯菌に感染させないことが乳歯を守るために大切だと言われています。
歯が生えてきたら仕上げ磨きの開始です。最初はスキンシップのつもりで、歯をタッチ!離してまたタッチ!といった遊び感覚で構いません。磨こう、磨こうと思うと無理をして疲れてしまいます。
最初から完璧にやろうとは思わず、お子さんのご機嫌にあわせて根気強く頑張りましょう!
何かわからないことがあれば当院には小児歯科のプロフェッショナルがおりますので、お待ちしております。

 

ただ、知識があっても行動に移せるとは限らない、というとこが前提にあります。無理のないところでオーラルケアとの付き合いをしていきたいものですね。

 

今年も残すところ数日ですが、みなさま、良いお年をお過ごしください。

 

遠藤歯科医院

0462639363

西岡

投稿者: 遠藤歯科医院

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